「行川アイランド」をご存知ですか。昔、フラミンゴショーで賑わい千葉県の観光名所だったレジャー施設です。関東の方なら一度位行ったことがあるかも知れません。ただ「行川アイランド」はバブルと共に2001年8月に閉園となりました。にも関わらず「行川アイランド」駅は約20年経った今も残っているのです。かつては特急も停まる程の駅でしたが今は千葉県のJR駅乗降客最低(1日19名・2006年調)なのに「行川アイランド駅」は残っているのです。これって実はスゴいことです。

首都圏のJR路線図を見ると施設名の駅名は公共性が高い羽田空港、成田空港、鹿島サッカースタジアム、葛西臨海公園等はありますが、民間施設は「あしかがフラワーパーク」位でディズニーランドさえ無いのです。私鉄ならいざ知らずJRの駅名に20年も前に無くなった施設の名前がまだ使われているのです。

  実は「行川アイランド」はまだあるのです。但し、レジャー施設でなく「廃墟」「心霊」の地として。

 検索すると沢山出てきます。閉園した後も施設は取り壊されず当時のまま残っているのです。駅の朽ち果てた名所案内に行川アイランドは載っているし、駅前には広い駐車場がひろがり、入口だったトンネルも見えます。初めてこの駅に降りた人は行川アイランドは今日は休園かな位にしか思わないでしょう。実際には20年前に閉園しているのに。

 そして今、廃墟となった行川アイランドに残っていたモノが布施村井出家を襲うのです。

行川アイランドはフラミンゴショーが有名でしたが、他にも小動物が居て、閉園前後からその小動物が逃げ出し野生化し、中でもそいつは大繁殖して、我が布施村に大挙押し寄せました。 そいつがキョンです。